ビリヤード セブン 神奈川 座間 ビリヤード場
最終更新 08.08.27
ビリヤードセブン

第1回大会

 記念すべきマンスリー第1回大会は7月29日午後7時過ぎに開始された。参加人数は8名と少数ではあるが、 普段の練習の成果を出すべく試合独特の緊張感のなか予選1組からゲームが始まった。人数が少ないこともあり 今回の予選はWイルミネーションで行われることになった。A級2名、B級2名、C級4名のバランスの取れた 参加者であったが、緒戦の組み合わせはC級が上位陣と必ず当たる事を考慮に入れれば不利は否めないと思われた。 最初に番狂わせが起きたのは2組の福田正義(以下正義)vs山中祐樹(以下山中)の対戦。A級の正義に対して 最近の練習量ではぐんを抜く山中が積極的な試合をしかけ、緒戦でペースの掴みきれない正義を3−1のスコアで 一気に押し切った。それに影響されてかもう一人のA級福田太志(以下太志)も緒戦を落とす。福田栄(以下栄) との親子対決となったこの試合は栄独特の相手にプレーをさせて、ポイントだけはしっかり抑えるという作戦が 功を奏した形となる。惜しかったのは新潟から遙々参戦の大矢隆行(以下大矢)B級松本高治(以下松本)との ゲームをフルセットに持ち込み、ゲームボールをポケットするも無情にも手玉はスクラッチ。僅差で勝利を逃す 結果となってしまった。もう一人のC級林武司(以下林)もB級古谷賢一朗(以下古谷)をフルセットに追い込み 慌てさせた。最後は古谷がB級の貫禄で逃げ切りに成功する。  2回戦に勝てば決勝トーナメントに進める。大事な試合ではやはり上級者が貫禄を示す。予選1組松本は緒戦で A級を破り波に乗る山中をフルセットの上振り切ることに成功。予選2組古谷は栄を全く寄せ付けず、4-0の完封で 決勝トーナメント進出を決めた。敗者復活戦ではやはり優勝候補の太志が暴れ回る。敗者1回戦こそ5-2と林に 苦しめられるものの、2回戦では山中を5-0で完封。余裕の決勝トーナメント進出となった。波乱が起きたのは 2組の予選。正義は敗者1回戦で大矢を振り切るも栄との親子対決に苦戦。試合前栄の「2セットしかやらない」 との宣言通り3-2で予選敗退が決まる。  決勝トーナメントはシングルで栄、古谷、松本、太志の4人で行われた。栄vs古谷の試合は予選でも一度対戦し 4-0で古谷が完勝している事から古谷有利に試合が展開すると思われたが意外にも栄が細かい古谷のミスを付き 3-2で勝利を収める。松本vs太志の試合は太志が4−2とリードをした所で大きなミスを犯し、それ以降のペースを 松本に握られ逆転負け。決勝は栄vs松本の戦いとなった。  決勝戦はミスをしながらも肝心な場所で巧みにプレッシャーをかける栄が堅実にポケットを重ねる松本を 追いつめる展開。松本は前戦太志との準決勝で集中力を使ってしまったのか意外な場面でのミスが続く。それでも 上級者の意地を見せたい松本がフルセットとするもあと一歩及ばず栄が優勝した。  栄は全てがA,B級との対戦であったにも関わらずハンデを上手く生かし、次々に番狂わせを起こし勢いに乗った まま優勝した感じだ。この優勝により次回大会以降はB級での参戦となるが試合を引っかき回し台風の目となるのは 間違いないだろう。他のプレーヤーに注目を移せばC級の山中、林の両名は最近の練習量も多く伸び盛りである事を 考慮に入れれば上位進出も充分可能と思われる。気がかりなのは古谷か?急速に力を付けただけに最近スランプに なっているように思われる。次回大会までに気持ちの立て直しを期待したい。今大会のベストバトルは決勝1回戦の 松本vs太志だろう。太志圧倒的有利の予想の中、果敢に攻め続け自分不利の状況からワンチャンスをものにした 松本にはセンスが感じられた。太志は詰めの甘さが出た感じだ。実力的には抜けていたかもしれないが、格下に ペースを握られてしまう場面もあり技術面より精神面での課題を残した。また、正義は試合に強いとの定評があるが 練習不足の感は否めないようだ。自分のペースを作るのに時間がかかり過ぎるように思われる。いずれにせよ フルセットが多く実力拮抗の良いトーナメントであった。次回開催が楽しみだ。(文中の敬称は省略しました。)

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