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第2回大会 第2回大会は参加人数5人と少し寂しい参加者数であったが、トーナメント戦を急遽総当たり戦に切り替え予定通り 8/26に開催された。総当たりに試合の形式が変更された事で実力差が出やすくなり、上位陣に有利な試合展開が予想 され、今回も福田太志(以下太志)を軸に福田正義(以下正義)がどのような試合運びをするかに注目が集まった。 緒戦は太志VS岩崎正人(以下岩崎)、正義VS松本高治(以下松本)で試合が始まった。岩崎はブランクがあるものの セブンでは古参のB級で同じB級ながらも他者から一歩抜け出している感がある。この岩崎を相手に太志は堅実な ビリヤードを展開し、不運な9ボールポケット後のスクラッチで1セットを落とすものの5-1で完勝した。正義は 右手の怪我を押しての出場が気がかりだが前回大会準優勝の松本をやはり5-1と危なげなく退け貫禄を示した。そして 古谷賢一郎(以下古谷)の緒戦は岩崎との対戦となる。練習でも顔を合わせた事がないと言う二人であったが、実力的に 岩崎が有利と思われるところを巧みなリズムで突き崩し古谷が先勝する。岩崎はこの時点で2連敗となってしまう。 太志の2戦目は正義。今大会唯一のA級同士の試合となるが、気合いの入る正義もいつもの精細さに欠けあっさりと敗退 残る松本は試合を終えたばかりの太志と2戦目を戦うことになる。A級と連戦になる松本は攻め手が少なく見せ場を作る こともなく敗戦。太志は前回の準決勝で松本に敗れたリベンジを果たした。ここまでの時点で太志3勝、正義1勝1敗 古谷1勝、松本2敗、岩崎2敗となる。岩崎VS古谷戦が時間がかかった事もあり、古谷は未だに1勝の成績だが、 太志の完全優勝を防ぐ最後の砦となる。少し遅れ気味に参加した古谷はここから連戦となる。松本を倒し連勝。これで 松本は3連敗となり上位の可能性が消える。岩崎は正義を振りきり今大会初勝利を手にする。一方正義は連敗。さらに 勢いに乗った岩崎は松本を撃破する。前回大会準優勝の松本は結局1勝も出来ないまま試合を終えることになる。正義は 最終戦で古谷を自力で退け勝ち星を5割りに戻し意地を見せる。この時点で3人が全ての対戦を終え、正義2勝2敗、 岩崎2勝2敗、松本4敗となる。残る試合は古谷VS太志となる。古谷はこの時点で2勝1敗、一方太志は3戦全勝で 古谷が太志を下せば3勝1敗で並び、決定戦へもつれ込む。また、太志が古谷を破れば全勝優勝ということになる。 試合後最もきつい試合だったと太志は振り返るが、終わって見れば5-2で太志の完勝。優勝を全勝で決めた。一方他の 順位は2勝2敗で3人が並び決定戦となる。ここで正義が負傷を理由に決定戦出場を辞退。2位、3位の決定戦は 古谷VS岩崎で行われることとなる。結果は本戦とは全く逆のスコアで岩崎が勝利し2位となった。 今大会では太志の圧倒的とも言える強さが目立った。結局相手にリーチを掛けることも許さず、得セット率は8割 近くを叩き出し、2位岩崎の得セット率5割強を遙かに上回った。やはり総当たりである安心感がそうさせたものか リラックスして最後まで自分のビリヤードを押し進めた印象が残る。逆に残念だったのは松本だ。最初の2試合がA級と 対戦し連敗した事でリズムを崩したのかいつもの軽快なビリヤードを展開する事が出来なかった。2連敗のあと岩崎が 残りゲームを勝ち準優勝したことを考えても、連敗後にうまく気持ちを切り替えて欲しかった。 今回のベストバウトは古谷VS岩崎を挙げて置きたい。本戦と2位決定戦で2度の対戦があったが、ベテランの岩崎 勢いの古谷と言う構図が鮮明な2試合とも好試合であった。この二人の対戦成績は1勝1敗なだけに次回以降対戦する 時には面白い試合を期待出来る。ただ、残念だったのは参加人数の少なかった事だろう。テーブル数が少ないこともあり 大きな試合を開催する事は難しい事情にあるにせよ。試合独特の緊張感を味合うにはトーナメントとある程度の参加者が 必須条件となるだろう。次回は9月30日の開催。多くの参加者が集まる事を期待したい。(文中の敬称は省略) |